陶と水についての関係性を工芸的目線から考察した習作である。

水は、自然界では基本的にその場にとどまらない性質を持つ。しかし、海や池などがいい例であるが、窪みなどがあれば溜まり、生態系を構築し生き物などの住処となる。それは、物理的にはとても当たり前な現象なのだが、なぜかとても引っ掛かった。私では抗うことができない普遍的で絶対的な物理法則に興味があるからか。

そんな疑問や興味をきっかけに制作した習作である。このシリーズに関しては今後も考察していく予定である。

2023年